市役所の志望動機が書けなかった話|詰んだ原因と解決法

はじめに

志望動機を書こうとして、手が止まっていませんか?


私は社会人から市役所を目指しましたが、最初にぶつかったのが「志望動機が全く書けない」という壁でした。


パソコンの前に座っても何も思い浮かばず、気づけば1時間経っていたこともあります。一度は挫折して転職活動を中断もしました。

「なにを書けばいいのかわからない」

「どこかで見たありきたりな内容にしかならない」

「これで本当に通るのか不安」


そんな状態が続いていました。
この記事では、実際に私が志望動機で苦労した原因と、そこから抜け出した方法をまとめています。

結論:書けなかった原因

志望動機が書けなかった原因はこの4つでした。

・「正解」を探していた

・その自治体の情報収集を全くしていなかった

・あいまいな言葉を使っていた

・自分の経験を言語化できていなかった


この4つを改善したことで、一気に書けるようになりました。

① 「正解」を探していた

当時の私は、「受かる志望動機」をネットで探し、気付けば「市役所 志望動機 例文」で検索を繰り返していました。

ですが、いくら調べても
「地域に貢献したい」
「市民のために働きたい」
といった似たような内容ばかりでした。


それを真似して書こうとしても、どこか自分の言葉ではない感覚があり、手応えがなく手が止まってしまいました。


ここで気づいたのが、志望動機に“正解”はなく、自分の言葉で書くことが必要だということでした。

②その自治体の情報収集を全くしていなかった

一番大きかったのはここです。

前述の内容と繋がりますが、一般的な志望動機では周りと似たような内容になり、熱意が伝わりません。

そこでの差別化が、

「その自治体の特徴と結びつける」

ことです。

やり方はシンプルで、

1.Googleなどの検索エンジンを使って「◯◯市(志望する自治体) 強み」もしくは、「◯◯市(志望する自治体) 弱み」で、調べる

2.そこで出てきた自治体のホームページや、その他特集サイトの内容を読んでみる

3.目に留まった特徴を自身の経験と結びつけてみる

例えば、埼玉県の県庁所在地「さいたま市」で考えみます。Googleで検索をかけてみると、「住みたい街ランキングで全国2位」「交通アクセスのいい街」「転入人口が多い」などの特徴がありました。

すると、

「住みたい街ランキングで全国2位という所に魅力を感じ、自分の◯◯という経験を活かして1位にしたい」

という感じで、深みが出てきます。

ここからさらに、「自治体の取り組み」と関連付けまでできるとかなり説得力と熱意が伝わります。

例えば、さいたま市は住民の満足度を上げるために、教育に力を入れて「グローバル・スタディ」という、小学校1年生から中学校3年生まで一貫して英語を学ぶ施策が実行されていました。

これに共感しつつ、自分ならどう取り組むか?どう考えたか?を伝えると、採用担当を一気に引き込むことができます。

③抽象的な言葉ばかり使っていた

最初の志望動機は、今見返すとかなり抽象的でした。


・地域に貢献したい
・やりがいのある仕事がしたい


こういった言葉は間違いではありませんが、
それだけでは「なぜ?」が伝わりません。
そこで意識したのが、


「なぜそう思ったのか」

を書くことです。
例えば「地域に貢献したい」ではなく、


「私は〇〇に強い関心があり、△△という特徴を持つ◇◇市で、地域に関わる仕事がしたいと思いました」
という形に変えました。
これだけで、かなり伝わりやすくなりました。

例えば、さいたま市で上述の情報収集ができていれば、

「私は人の人生の基本である衣食住に強い関心があります。住みやすい街ランキングで常に上位であるさいたま市で、住環境の面から市民の方々の満足度を上げるような仕事をしたいです。グローバル・スタディの取り組みを始めとした教育面の充実には共感しています。」

のような流れが作ることができます。

➃自分の経験を言語化できていなかった

当時は、チームを率いた経験もなにか表彰されるような経歴がなかったので、自分にアピールができるような経験はないと決めつけていました。
社会人1年目からなにがあったか、頭の中で思いだそうとしても、志望動機のネタは全く見つかりませんでした。

こうした経験をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでやったのが、

・カレンダーや手帳、会社の年間スケジュール等なにかを見ながら経験を書き出す。
・きれいな言葉ではなく、一度箇条書きで書き出す
・書き出したネタを見ながら当時のことを振り返る

・どんな思いを持って当時その業務に取り組んでいたか書き出す。(多少記憶が曖昧でも。当時はこう考えていたはず、ぐらいでOK)


これで「考え」が整理されていきました。

志望動機は“整える”だけで変わる

最終的に感じたのは、
志望動機は「素晴らしい才能」でも「輝かしい経歴」を書く場所ではなく、

「熱意を伝える場所」

であるということです。
最初からうまく書ける人はほとんどいません。


ですが、
・その自治体の情報収集をする
・結論を最初に伝える
・熱意が伝わるように整える
この3つを意識するだけで、文章は大きく変わります。

まとめ:書けないのは普通です

志望動機が書けないと、不安になると思います。

「公務員に適正がないんじゃないか…」
ですが、それはあなただけではありません。
私も同じように手と思考が止まりましたし、
何度も書き直しました。
まずは完璧を目指さなくて大丈夫です
一度、自分の言葉で書いてみてください。
そこから整えていけば、必ず形になります。

次の記事

志望動機の具体的な書き方とテンプレは、こちらで解説しています。

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