市役所の志望動機の作り方|通過した型をそのまま解説【社会人向け】

はじめに

市役所の志望動機を書こうとしても、


「何を書けばいいか分からない」
「内容が薄っぺらい気がする」
「地域に貢献したい、しか出てこない」

と悩む方は多いと思います。
実際、私も最初は全く書けませんでした。
ですが、ある「型」を意識してから、一気に書きやすくなりました。
この記事では、実際に私が意識した
「市役所の志望動機の作り方」
を、できるだけ分かりやすく解説します。

結論:志望動機は「3つ」で作る

志望動機はこの3つで作れます。


① なぜその自治体に惹かれたのかを書く
② 今その自治体が抱える課題や問題点を書く
③ 自分の経験をどう活かせるのかを書く


この順番で考えると、かなり整理しやすくなりました。

➀なぜその自治体に惹かれたのかを書く

自治体って日本にたくさんあります。

「その中で、なぜうちを受験しているのか?」

それを採用担当者は気にしています。

ただ公務員になりたいだけの人と、

その自治体に愛着や特別な感情を持って働いてくれる人、

どちらの方が採用したくなるかを考えると分かりやすいと思います。

そこが地元であってなにか感動的な経験をしただとか、特別な思い入れのある地域だとかそんな切り口から書き始める人もいるかもしれません。

逆になんの縁がなかった自治体を志望されている人も多いと思います。(私はこっち側でした)

どちらにせよ、まずは「なぜその自治体なのか?」を伝える必要があります。

やり方は簡単で、Googleなどの検索エンジンで

「◯◯市 特徴」もしくは「◯◯市 いいところ」

と探してみましょう。

市のホームページに入っていかなくても、AIが要約した情報がすぐに出てくると思います。本当に便利です。

その中からなんとなく興味や目に留まったものがあれば、それを軸に志望動機を作っていきましょう。

下記はこの流れに沿って作成し、私が実際に使用した志望動機の書き出しです。

「◯◯市の農林水産物の美味しさは唯一無二の魅力であり、この強みを活かして、◯◯市をより活気あるまちにしたいと考え志望しました。」

②今ある課題や問題点を書く

次は、さっき決めた志望動機の軸になるトピックについて、さらに深掘りをしていきます。

これで一気に熱意が伝わるようになります。

採用担当者からすると、

「ただ興味があるだけではなくて、時間を使ってきちんと情報収集をして面接に臨んでいる人なんだな」

と思ってくれるわけです。

例えば、「◯◯市 農林水産物 課題」もしくは「◯◯市 農林水産物 施策」

といった内容で検索をかけていきます。

ここでもAIが要約をかけてくれるので、課題やその自治体が既に取り組んでいる施策名がすぐに出てきます。

今度はその課題や施策名を盛り込んで検索をかけるわけです。

「◯◯市 農林水産物 高齢化」もしくは「◯◯市 農林水産物 (具体的な施策名)」

で情報収集をしていきます。

全て読み込む必要はないです。その施策の狙いや具体的にどういうことをしているのか、ざっくりと理解する程度に留めます。

興味が湧いてきたら、それに越したことはないです。読み込んでいきましょう。

ただそんな風に思える人は多くないと思います。私はそう思えなかったので、あくまで面接に受かるため、熱意を伝えるため、と思って情報収集をしました。

ここまで進めて私の場合、志望動機はこんな感じになりました。

「◯◯市がブランドの力に頼るだけでなく、担い手不足や販路開拓といった課題にも積極的に取り組まれている点に共感しています。特に、(具体的な施策名)を活用した課題解決の取り組みに強く関心を持ちました。」

③自分の経験をどう活かせるのかを書く

最後にその課題に対して自分がどのように役立つのかを書きます。

例えば私は営業職をしていたので、下記のような形で締めました。

「私はこれまでBtoB営業職として、企業との連携や提案に携わってきました。◯◯市の豊かな農林水産物の魅力を多くの人に伝えることで、活気あるまちづくりに貢献したいと考えています。」

少しアッサリした感じに見えるかもしれませんが、あまり詳しく喋りすぎても逆効果です。もし興味を持たれたら追加で質問があると思います。その時に詳しく答えましょう。

※私はきちんと喋られる自信がなかったので、その質問を想定問答として、回答を準備をしていました。また別の記事で解説します。

市役所にはたくさんの部署があります。前職と同じような仕事内容の部署に配属になるわけではありません。

そこでの実績は関係ないんです。興味を持たれるとすれば、

「どんな考えを持って仕事に取り組む人なのか?」

「困難な仕事にどう向き合っていくのか?」

「チームでの仕事ができるのか?」

といった点です。

➃私が内定を獲得した志望動機(テンプレ)

今まで解説した流れで作成し、実際に私が面接で喋った志望動機が下記になります。

大体250文字程度で、喋ると1分弱くらいです。

「◯◯市の農林水産物の美味しさは唯一無二の魅力であり、この強みを活かして、◯◯市をより活気あるまちにしたいと考え志望しました。貴市がブランドの力に頼るだけでなく、担い手不足や販路開拓といった課題にも積極的に取り組まれている点に共感しています。特に、(具体的な施策名)の取り組みに強く関心を持ちました。私はこれまでBtoB営業職として、企業との連携や提案に携わってきました。◯◯市の豊かな農林水産物の魅力を多くの人に伝えることで、活気あるまちづくりに貢献したいと考えています。」

⑤実際に意識したこと

結局のところ、

「熱意をどうやって伝えるか」

に集約されると思います。

方法はいくつかあると思いますが、私は、

「準備をたくさんすること」

で伝えました。

コミュニケーションの力や実績というのは、短期間で習得できるものではありません。

ただ、情報収集をすることは誰にでもすぐにできます。今、このブログにたどり着かれている方であればきっとできるはずです。

まとめ

志望動機をすぐに書ける人なんていません。人を納得させる文章を作るにはある程度、労力が必要です。

ですが、この記事でお伝えした

情報収集をきちんと行った志望動機で、熱意が必ず伝わります。

採用担当者が求めているのは、やる気を持って自分の自治体に来てくれる人です。どんなに素晴らしい能力や経歴があっても、熱意が伝わってこなければ、採用にはならないはずです。

準備をきちんとすれば、誰にだって魅力的な志望動機が書けます。

次の記事

次の記事では、
「NGな志望動機の特徴」
を、実際の失敗例ベースでまとめています。

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