SPIだけで市役所内定をもらうまでにやったこと【社会人転職】

はじめに

私は30歳で初めての転職をして市役所に内定をもらいましたが、新卒で入社した企業では全く関係のない営業職をしていました。

公務員には大学の頃から興味はあったのですが、私にとって教養試験に向けての勉強のハードルが高く、受験はしませんでした。

だだそんな中、全国転勤があることや自分の営業職への適正を考えた時に、転職を意識し始めました。

そこで、自分が住んでいるエリアの公務員の採用情報を調べた所、教養試験をなくし代わりにSPIを使う社会人経験枠の募集の存在を知りました。

私はこれに応募し、下記のようなフローを経て内定を獲得しました。

今回はそれぞれで意識したことをざっくり書かせてもらいました。

実際の採用フロー

一次試験:SPI試験

二次試験:集団面接

三次試験:グループワーク

(この間に初めて、履歴書やESのようなものの提出をしました)

四次試験:個人面接

SPI対策でやったこと

市販の参考書を一冊購入し、それを使って練習をしました。

私の場合は2週間程度集中して取り組みました。

まず、自治体によって採用している形式・科目が異なる場合があるので、募集要項を読んで確認しておきましょう。

数列や並べ替えの問題など解き方が決まっているものは、暗記科目の一面もあるので、引っ掛かったら付箋を付けて試験前日などに見直していました。

難易度が高い推論ですが、個人的には解説を読んでも理解することの方が大変なので、練習では時間がかかってでも自力で解いてみるというのが大切だと感じています。

集団面接で意識したこと

集団面接で一人に割ける時間はかなり限定的です。一般的には長くても10分程度でしょうか。入退室や形式的な案内の時間を加味して、質問の数は6-7個程度を想定して臨みました。

事前準備としては、自分PRや志望動機、壁にぶつかったときどうしてきたか?等の定番質問に30秒~1分弱で答えられるようにしていました。

そして、面接時の意識したことは2つです。

ひとつは、採用担当者の話を聞く時と同様に、同じグループになった人の回答に耳を傾け、時には頷いて、しっかり聞いているということが伝わるようにしました。

もうひとつは、「会話」になることを意識しました。もう少し噛み砕くと、質問に対して、聞かれていることだけを答えるようにしました。

定番質問に備えて回答を準備しておくと、スムーズに言葉が出てきて好印象を与えることができます。

ただ、あまりにも台本通りに喋ってしまうと、気付かないうちに聞かれていないことを喋っていたり長くなりすぎたりしてしまいます。

これには慣れが必要だと思うので、苦手だと感じた人は面接対策の練習を繰り返すことをオススメします。慣れてしまえば心配いりません。

グループワークで意識したこと

一番に目立とうとするのではなく、グループにどう貢献できるかを意識しました。

私は元々人を引っ張っていくリーダータイプではなく、決まった物事を淡々とこなしていくのが得意なタイプです。そしてプライベートでも特にお喋りが好きな訳ではありません。

そんな私ですが、グループワークでは司会進行役を務めました。私が参加したグループで、その役割を実行したがる人がいないと感じたからです。

グループワークの始まりとしては、一旦「よろしくお願いします」と言って、メンバーとコミュニケーションを取ることから始まります。

ですが、私が参加したグループワークでは採用担当者から、「始めてください」の一言があっても自然に出てくるはずの「よろしくお願いします」がすぐに出てこない”間”を感じました。

そこで意を決して、なるべく笑顔で場を和ますことを意識しながら「よろしくお願いします」と声をかけると、みんな緊張が少しほぐれたのか笑顔で返してくれました。

そしてその流れで進行役を務めることになりました。

進行役はした事がなかったので、教科書的な正解で進められてはいなかったと思います。

意識したのは、チームとしてワークを進めることです。

意見は満遍なく集める、否定しない、意見を出してくれたらお礼を言う、など私が考えるいい雰囲気でワークが進むことに集中しました。

自分の意見が正解である必要はありません。チームとしていい意見が出ることを目指しました。

これは進行役でなくとも、意識すればできることのはずです。

例えば、意見が出にくい雰囲気があれば、勇気を出して意見を出してみる。意見が飛び交って時間を超過してしまいそうであれば、チームに注意を促す。書記を務める(議事録)を取る。などです。

最後にグループワークを振り返っての所感を求められましたが、私はこの時もメンバーに支えられて本当に助かったと感謝を伝えました。

個人面接で意識したこと

集団面接のときと同じく、「会話」になることを意識しました。

相手が聞いていることに対して、答えるようにしました。

私の場合、いくつかの質問をまとめて聞かれた時に、頭の中で整理がしきれずに、回答を2回に分けました。

例えばこんな質問です。

「仕事をしていた中で最も困難だったことと、それをどのように乗り越え、どんな学びを得たか教えてください」

困難だった事例とどのように乗り越えたかを話した後に、

「すみません。あともう一つ聞かれていたと思うのですが、もう一度教えていただけますか。」

と聞いてしまいました。(定番質問ではあるのですが..)

聞き返すことなく簡便にまとまれば、それに越したことはなかったと思います。ですが、確認を入れることで、きちんと質問を聞いてそれに答えようとしていることは間違いなく伝わりました。また、回答が分かれたことで伝わりやすくなったと思います。

一回の回答が長くなりすぎないことも大事です。長くても1分程度で済ませましょう。話したいことがたくさんあったとしても、端的に回答できた方が好印象です。

まとめ

私は、教養試験の勉強をせずに、SPIの勉強と面接対策で公務員の内定を獲得できました。

ただ、決して楽だったわけではないです。受験者の条件はみな同じです。なので、その競争を勝ち抜く力が必要です。

SPIの参考書は全問ざっくり2周をして、面接は地域の転職支援センターで、回答の添削と模擬面接を10回は行いました。妻にも真面目すぎると感心されましたが、結果やっていてよかったです。

SPIもグループワークも面接も、準備が本当に大事です。準備を大切にすることで、内定は大きく近づきます。

現状の自分に自信がなく不安という方は準備をたくさんできるのが強みになります。不安をマイナスにとらえすぎず、ひとつひとつ準備を積み重ねていきましょう。

次の記事

次の記事では「市役所のSPIは難しい?実際に受けた感想と対策」をまとめています。

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